誇りの学び

誰かのために生きるとは|自分の幸せと、相手の望みを共に大切にする

発信元:株式会社誇高/監修:代表取締役 小倉瑞季

誰かのために生きるとは、相手の望む未来を確かめて関わること

誰かのために生きたいと思ったとき、その思いを行動へ移す前に、相手は何を望んでいるのかを確かめてみます。自分が良いと思うことと、相手が今必要としていることは、いつも一致するとは限らないからです。

株式会社誇高は、志を「与えられた人生において、自分だけのためではなく、他の人のために、そして世の中のために、大切な何かを成そうとの決意」と表現しています。この定義には、自分の幸せを捨てることや、どんな依頼にも応じることまでは含めていません。自分を含め、誰のどんな未来を願っているのかを考えます。

思い・相手の必要・できる行動を分ける

まず「自分の思い」を書きます。困っている人を支えたい、家族に安心してほしい、学ぶ機会を増やしたいなど、まだ抽象的でも構いません。

次に「相手が必要としていること」を書きます。ここで、本人に聞いた内容と自分の推測を分けます。「きっと助言がほしいはず」と思っていても、相手はまず話を聴いてほしいのかもしれません。まだ尋ねていないなら、「未確認」と残せます。

最後に「今できる行動」を書きます。使える時間やお金、知識、家族や仕事の約束を踏まえて、続けられる大きさにします。できないことを約束するより、確実に引き受けられることを伝える方が、相手も見通しを持てます。

断ることと、大切にすることは両立する

頼まれたことに応じられない場合は、相手を大切に思う気持ちと、引き受けられる範囲を分けて伝えられます。「今日は一時間は取れないけれど、明日の夕方に二十分なら話を聴ける」のように、できる提案を添える方法もあります。

断った後に別の人や方法を紹介するなら、相手の了承を得た範囲で行います。親切のつもりで、相談内容や連絡先を本人に確認せず共有しないことも、相手を大切にする関わりです。

誰かを支えることを、自分の価値を証明するための条件にしないことも大切です。感謝されたかどうかだけでは、関わりのすべては測れません。休むことや助けを求めることも含め、長く役割を果たせる形を考えます。

行動の後は、相手の受け止め方を確かめる

手伝った後には、「助かったはず」と決めず、「どの部分が役に立った」「次は別の方法がよい」と尋ねてみます。良い意図があっても、相手にとって負担になる行動はあり得ます。その違いを知ることは、思いを否定することではなく、関わり方を育てる機会です。

振り返りでは、誰を幸せにしたかったのか、相手が必要としていたことは何か、自分ができたこと・できなかったことは何かを分けます。結果が思いどおりでなければ、次の行動を小さくしたり、確かめる順序を変えたりできます。

身近な場面で考える

家庭なら、家族のために予定を増やす前に、一緒に過ごしたい時間を確かめる。仕事なら、同僚の課題をすべて引き受ける前に、本人が進めたい方法や自分が担う範囲を話し合う。地域なら、何を届けたいかに加えて、受け取る人や運営する人の負担も考える。

これらは関わり方を考えるための例です。実在の受講生の体験談でも、講座の効果を示す事例でもありません。自分の場面に合わせて問い直してください。

よくある質問

自分の夢があるのは、利己的なのでしょうか。

誇高では、夢を自分自身を動かす大切な原動力として捉えています。自分の幸せへの思いに、他者の幸せを願う心が加わることで、志へ広がると考えています。

相手から感謝されなければ、意味がありませんか。

感謝の言葉は一つの手がかりですが、それだけを行動の目的にしないことも大切です。相手の必要や意思を確かめ、関わりを見直す視点を持てます。

誇高の考え方をさらに知る

夢と志の違い/誇りとは何か/使命を見つめ直す方法で、定義と学びのつながりを説明しています。

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この記事の発信元:株式会社誇高の会社概要・実績・著書。監修者については、代表取締役 小倉瑞季の紹介・代表挨拶をご覧ください。

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